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欧州中央銀行制度

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欧州中央銀行制度 

欧州中央銀行制度」は、欧州の中央銀行機能を果たす枠組み。

「ユーロ圏参加16カ国」と「ユーロ非参加・EU加盟10カ国」による
EU加盟27カ国の中央銀行とECBで構成される。

もともとは単一通貨ユーロに全EU加盟国が参加することを前提に設けられた組織。
(1998年に発足)

しかし、英国、スウェーデンなどがユーロに参加しなかったため、
ユーロ圏に参加する17カ国中央銀行とECBによる「ユーロシステム」と
ユーロ非参加でEUに加盟する10カ国を加えた「欧州中央銀行制度」が併存する形となっている。

ユーロシステムも欧州中央銀行制度も、「ECBがその中核」と位置付けられている。

欧州中央銀行制度は、
ECB(欧州中央銀行)と27カ国の中央銀行によって構成される。

欧州中央銀行制度における27カ国の中央銀行の権限は、ECBの決定事項の実行であり、
決定に基づいた金融政策の実行や各国内の金融機関の監督など。

ユーロ圏参加17カ国オーストリア、ベルギー、キプロス、エストニア、
フィンランドフランスドイツギリシャ
アイルランド、イタリア、ルクセンブルク、
マルタ、オランダポルトガル
スロバキア、スロベニア、スペイン
非ユーロ・EU加盟10カ国ブルガリア、チェコ、デンマーク、ハンガリー、
ラトビア、リトアニア、ポーランド、
ルーマニア、スウェーデン、イギリス


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