イタリア経済
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イタリア経済
イタリア経済の動向・指標
国名 | イタリア共和国 | 経済成長率 | -2.37%(実質、2012年) |
首都 | ローマ | インフレ率 | 3.30%(年平均、2012年) |
通貨 | ユーロ | 失業率 | 10.63% (2012年) |
イタリアの経済成長率
イタリアのインフレ率
イタリアの財政
イタリアの政府総債務残高のGDP比は127.0%。(2012年末)
*プライマリーバランスとは
「国債発行収入を除いた歳入」から「国債の利払い・償還費を除いた歳出」を差し引いたもの
イタリアの経常収支
*経常収支 = 貿易収支 + サービス収支 + 所得収支 + 経常移転収支
イタリア(ユーロ)の政策金利
イタリアはユーロ参加国。ECBの政策金利は「レポレート」(レポ金利)。
ユーロ圏参加17カ国 | オーストリア、ベルギー、キプロス、エストニア、 フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、 アイルランド、イタリア、ルクセンブルク、 マルタ、オランダ、ポルトガル、 スロバキア、スロベニア、スペイン |
イタリア 経済動向(2013年)
S&P、イタリア長期格付けを1段階下げ(7月9日)
米格付会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は、7月9日、
イタリアの長期格付けを「BBBプラス」から「BBB」へ1段階引き下げました。
(見通しも「ネガティブ」(弱含み)としており、さらなる格下げの可能性があります。)
理由は、イタリアの経済成長見通しが1段と悪化していることにあります。
(3月時点での、2013年成長率見通し「マイナス1.4%」から「マイナス1.9%」に下方修正)
雇用対策に15億ユーロ (6月)
イタリアのレッタ内閣は、雇用対策に15億ユーロ(約1900億円)をつぎ込む。(6月26日閣議決定)
イタリアの失業率は12%と過去最悪の水準で推移していて
特に15~24歳では4割が失業している状態です。
2月下旬の総選挙では、
緊縮政策と高失業率が続く経済に対して国民の不満がたまり、それが新興勢力の後押しとなって、
その後の政治空白をもたらしました。
レッタ内閣の雇用対策の中身は、
- 30歳未満の長期失業者を正規社員として雇用した企業に減税措置を取る。
- 失業率が高い南部地方では、中小企業支援事業を実施する。
というものです。
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