ブラジル中央銀行
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ブラジル中央銀行
ブラジルの中央銀行は、「ブラジル中央銀行」(Banco Central do Brasil)。
設立は1964年。 本店は、首都ブラジリア。
「COPOM」と略称される「金融政策委員会」により政策金利が決定される。
(年8回開催される)
主要政策金利は「セリック」(SELIC)で、国債を担保とする銀行間取引金利。
ブラジル経済とインフレ
ブラジルは、1980年代後半~1990年代前半にハイパーインフレが発生。
1990年には6800%というインフレ率を記録した。
1995年に通貨をクルゼイロから「レアル」に変更し、
1レアル=1ドルの固定相場制を中心とする物価安定政策を実施して、インフレ抑制に乗り出した。
1999年に、物価目標(4.5%±2%)を導入し、金利政策を中心とした通貨供給量管理を実施。
2003年には14.7%というインフレ率を記録し、政策金利も25.5%に引き上げられるという局面もあったが
その後は3~6%程度のインフレ率で推移し、安定している。
ただし、2012年以降、景気減速下での物価上昇の傾向が見られ始め、
2013年4月に、1年9カ月ぶりに政策金利が引き上げられた。(7.5%)
関連ページ
★ブラジル経済
・ブラジル利上げ (2013/4/18)
・ブラジル、0.75%金利下げ (2012/3/8)
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