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シェールガス革命の期待と現実

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シェールガス革命の期待と現実 (2013年1月)

シェールガスと在来型天然ガスの埋蔵量

新型天然ガス「シェールガス」への期待が膨らんでいる。

埋蔵量は、従来型天然ガスの2倍以上。

発電から暖房、輸送用燃料、工業素材の原料まで
幅広い利用が可能であり、
CO2の排出は、石炭の半分、石油の70%と温室効果ガスの排出も抑えられる。

現在の埋蔵量推定値が正しければ、
米国のシェールガスは、米国の40年分のエネルギー分を賄うことができる。

米国ではすでに天然ガスの23%がシェールガスであり、
生産量は、2000年の0.4兆立法フィート ⇒ 2010年、4.8兆立法フィート
と急激に増加している。

米国の産業、エネルギー構造を変え、
金融や軍事戦略さえ左右させようとしているシェールガス革命。
原発依存からの脱却が不可避の命題である日本も、安価な天然ガス輸入に期待を寄せる。

シェールガスとは 

シェールガスとは、
頁岩(けつがん、シェール)と呼ばれる硬い岩盤層に含まれる天然ガス。
(在来型天然ガスは、油田・ガス田など比較的浅い層から採取されている)

これまでシェールガスは開発は不可能とされてきたが
水圧により地層にひび割れをつくり採掘する技術(水圧破砕法、フラッキング)の導入で
採算性が大幅に向上し、2000年代から商業生産が米国、カナダなどで開始された。

(2012年4月21日)

続きは近日公開します! こうご期待!!


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