ロシア、NGO規制を強化
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ロシア中央銀行総裁にプーチン側近
(2013年3月14日)
ロシアのプーチン大統領は
ロシア連邦中央銀行総裁に大統領補佐官のエリビラ・ナビウリナ氏を起用する意向を表明した。
これを受けて金融市場では金融緩和観測が浮上。
4月13日はルーブル売りが先行し、一時1ドル=30ルーブル台後半まで下落した。
また、「中銀の独立性に打撃となる」となるとの見方も出ている。
プーチン大統領は、中央銀行に圧をかけており
1月には「中央銀行の金利引き上げは経済に大きな懸念をもたらした」と発言し
昨年9月に利上げしたロシア連邦中央銀行の金融政策を批判した。
ロシア経済は、停滞と物価上昇の2つの問題を抱えている。
2012年のGDPは前年比3.4%増にとどまり、
物価上昇率は1~6月の経済発展省の予測では7%を超える見通しだ。
欧州経済の低迷で資源輸出が低迷し、
食料品の輸入価格上昇がインフレをもたらしている。
(中銀の物価上昇率は、目標の5~6%)
これまで物価安定策を優先してきたロシア中央銀行の金融政策は変わって行くのか?
注目されるところである。
(2013年3月14日)
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