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ロシア経済、減速

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ロシア経済、減速が鮮明に

(2013年4月17日)

ロシア経済の減速が鮮明になってきた。

2013年1~3月の国内総選(GDP)伸び率は1.1%
鉱工業生産の伸びもゼロとなっている。

ロシアの輸出は石油・天然ガスが半分以上を占めるが、
最大の輸出先である欧州の景気低迷などの影響で
1~3月の輸出額は4.6%減少した。

企業は投資を控える動を強めており
固定資産投資は2012年の6.6%増から、1~2月は0.6%増へと大きく減速。

個人消費も減速が鮮明で
これまで好調を維持していた新車販売は、1~3月の増加率は、前年同期比でゼロとなった。

一方で4月のインフレ率は7.1%の高水準を維持する見通し。

石油・天然ガス輸出に頼る体質から、内需主導型への構造改革が必要との認識はロシア政府も持っており
プーチン大統領は、公務員の大幅給与引き上げなどをぶち上げている。

ただし、経済構造の転換が短期間で、単発政策によって、進むはずもなく、
経済低迷は長期化する様相を強めている。

(2013年4月17日)


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