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耕作放棄地 用語集

耕作放棄地とは
農地でありながら1年以上耕作しておらず、耕作再開の見込みもない農地を指します。

2010年時点で全国で40万ヘクタールと、全農地の1割に達しています。
(滋賀県の面積に匹敵する面積が、耕作放棄地です。)

日本の農家の平均年齢は66歳と高齢化が進んでいて、後継者不足が耕作放棄地を拡大させる原因です。

また、「土地持ち非農家」と呼ばれる農家でない人が農地を所有する場合に放棄地となりますが
こうした非農家の放棄地が、放棄地全体の半数近くを占め
20年間で2.7倍に膨らんでいます。

農水省は、農地法を改正して、企業の農地賃借を認めるようにしたり、
今後は、いったん都道府県が借り受けて農業法人などに転貸する仕組みをつくるなど
対応を進めています。

農地は、長期間耕作を放棄していると土壌が荒れて、農地として再び使えなくるため、早期の対策が必要です。


関連ページ

放棄農地、都道府県貸出し(2013/2/16) 
企業の農業参入(2013/2/13)

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