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レアアース2012/6

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南鳥島沖にレアアース (2012年6月)

小笠原諸島・南鳥島周辺の海域
レアアース(希土類)を大量に含む可能性が高い泥が見つかった。

日本の排他的経済水域(EEZ)内でレアアースの海底鉱床が見つかったのは初めて。

南鳥島沖約300㎞、推進5600mの泥の層にレアアースが高濃度に含まれており、
国内の年間消費量に換算して200年分以上に相当する量が存在すると見られている。
(海底鉱床は1千平方㌔以上の広範囲、約680万トンのレアアースが存在する可能性がある)

調査の結果、特にジプロシウム(モーターの磁石などに使用)などの
重希土類が多く存在することがわかった。

現在、レアアースの生産・輸出はほぼ中国の独占状態にあり、
中国は日本に対し輸出量を制限するなど戦略的資源物として扱い、
価格は高騰している。

深海から効率よく採掘するための技術などこれからの課題は多いものの
南鳥島沖のレアアースが利用可能となれば、安定確保につながると期待されている。

(2012年6月29日)


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