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投信2012/2/17

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海外運用型の投資信託、低迷続く

海外の株式や債券などに投資する海外運用型の投資信託の低迷が続いている。

1月は2600億円が市場から流出し、
昨年9月から連続5カ月で流出が続く。
5か月の流出総額は、1兆1050億円

海外運用型投資信託の流出額(1月)》

外国株運用型720億円流出
外国債権運用型280億円流出
外国不動産信託100億円流出
バランス型870億円流出

海外運用型の投資信託は、
欧州の債券危機、株価下落、不動産バブル崩壊に円高が加わり、運用成績が悪化。
個人の投資意欲が急速に減退している。

日本最大の投信である国際投信投資顧問の
グローバル・ソブリン・オープンは、
昨年(2011年)の流出額が7700億円となっている。

昨年12月21日以降のECB(ヨーロッパ中央銀行)の50兆円もの資金供給策により
下落を続けた債権は上昇に転じ、
1月14日の日銀の金融緩和は円高基調からの転換点となる可能性が高いだけに
2月以降の推移が注目されている。

また、
海外運用型から国内運用型への回帰も一定見られるが
海外運用・国内運用を含めた株式投資信託全体では、
1月に1500億円の流出となっている。
(4カ月連続の流出)

(2012年2月17日)


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