南ア/ランド2013/5
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南アフリカ・ランドの低迷
(2013年5月23日)
南アフリカのランドが外為市場で低迷している。
対円では5月22日一時1ランド=10円台後半と1カ月ぶりの安値であり、
対ドルでも1ドル=9.6ランドと4年ぶりの安値を付けた。
背景には金・白金の商品価格の低迷がある。
南アフリカでは2012年夏から労働争議が再燃しており、鉱山でのストライキが多発。
金、白金、鉄鉱石は南アフリカの輸出額の3割を占めており、
ストライキで産出が止まることになれば経常赤字が膨らむ。
金や白金の価格が低迷しているため企業側も賃上げに応じることが困難で
争議は長引くとの見方が強い。
こうした状況下で、南アフリカの国際収支が悪化すると見られており、ランドは軟調になっている。
投資信託協会によると、ランド建て投信の2013年4月末の資産総額は
2008年8月末(リーマンショック直前)時点の6割程度にとどまっている。
2008年8月末時点でのランド相場は1ランド=15円に近い水準だったため
今だランド相場は安い水準にあり、「評価損を抱えたままの投資家が多い」状況にあり、
新規の投資資金が入りにくい状況が続いている。
(2013年5月23日)
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