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住宅ローン減税、延長へ

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住宅ローン減税、5年程度の延長へ (2013年1月)

政府・与党は、2013年末で終了予定の住宅ローン減税(住宅借入金等特別控除)について
5年程度延長する方向で検討に入った。

住宅ローン減税は2009年に始まり、最大控除額は2009年の50万円から段階的縮小され
2013年の最大控除額は(税額控除できる上限)は20万円。
(2013年末までに入居する必要がある)

税額控除であり、算出税額から住宅ローン減税分を差し引くことができる。

つまり、
申告納税額=算出税額 - 源泉徴収額 - 住宅ローン減税分
ということになる。

減税分(税額控除額)は、その年末時の住宅ローン残高の1%で
入居した年月日により以下のように上限がある。(控除期間は10年まで)

住宅ローン減税(住宅借入金等特別控除)
居住年期間住宅ローンの年末残高
限度額
控除率最高控除額
2009年10年5000万円1%50万円
2010年
2011年4000万円40万円
2012年3000万円30万円
2013年2000万円20万円

注)適用には、住宅ローン期間10年以上、住宅床面積50㎡以上などの要件があります。

国土交通省は、2013年末に切れる住宅ローン減税について
5年延長、上限50万円」を求めており、
政府与党はこれを上限に検討して行く方針だ。

また、低所得者は住宅ローン減税の控除枠を使い切れない可能性があるため
住民税からの控除拡大」と「現物給付」の措置を設ける方針。

住宅は消費増税による負担が大きくなり、増税前の駆け込み需要とその反動が出やすいため
その反動緩和措置として延長が検討されている。

(2013年1月14日)


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